卒業論文の口頭試問を終えて

2023年2月7日卒業論文の口頭試問がありました

 

口頭試問とは自分の卒業論文の内容や結果について先生方や生徒の前で発表する機会のことで、口頭試問をクリアすることが卒業の必須条件となっています。

 

準備

まず、25枚にまとめた卒業論文を5分に要約するということが難しかったです。原稿に何を書くべきで、書かないべきなのかということに加えて、プレゼンなので先生方やスライドを見て発表しなければいけません。原稿棒読みは良くないとのことでしたので、頑張ってスライドを見て話す練習をしました。口頭試問前日は研究室のメンバーで集まって何度も修正や練習を行いました。

当日の様子

2023年度の口頭試問では計算機コース約50人が二つのグループに分割され、二つの教室でそれぞれ発表を行いました。発表は研究室ごとに行われ、5分間で自分の発表を行い、その後に3分間の先生方からの質疑の時間が与えられました。自分の研究室の発表は最後のチームだったので、緊張しながらほかの人の発表を聞いていました。ハキハキとわかりやすく発表する人もいれば、原稿を丸読みする人まで様々でしたが、ほとんどの人がスライドを見ながらうまく発表できていました。ほとんどの人が3分しっかり先生方の質疑を受け、それに対して自分の意見などを述べていました。自分も研究の新規性や実験結果で得られた数値がどれほど良いのかという質問をされ、それに対して回答しました。ただ、これらの質問に対して納得いく回答をしなければならないというわけではなく、わからないことはわからないと言えばいいし、今後の課題としたいなどのまとめ方でも問題ないとのことでした。

結果

最後の人の発表が終わってから30分後くらいに結果が発表されました。発表といっても、先生が「全員合格です。」とみんなの前で言うだけで、まあさすがに口頭試問で不合格となるということはないと思います(遅刻は除く)。まあ、口頭試問はこれから大学院や社会に出たときに、大勢の前で発表をするための練習の機会のようなものだと思いました。

最後に

院試が8月に無事終了し、9月からの2月までの約半年が卒業論文執筆のための期間になりました。論文といっても正直、行った実験と得られた結果に対する考察をまとめたレポートという感じになりましたが、卒論は参加賞ということなので、まあこんなもんでしょう(適当)。