楽天 2023 Summer Short InternShipに参加しました
2023年8月21日から8月25日の期間に楽天の短期インターンシップに参加しました。この記事ではインターンシップで行ったことや学んだことについてまとめます。
応募した経緯
自分の所属する研究室の先輩に去年楽天のインターンシップに参加された方がおり、インターン中に活躍すれば早期選考の案内がもらえると聞いて応募しました。
選考
エントリーシート、コーディング試験、面接などありました。コーディング試験はアルゴリズムの問題が一つで、自分は時間内に解くことができませんでしたが、合格しました。面接もほぼ雑談という感じで、かなり合格難易度は低いように感じました。
インターンでの取り組み
五つ日間のインターンでは五人チームになってハッカソンを行いました。「フードロスを解消するサービス」とテーマが与えられ、各チームでそのサービスを考え、実装し、発表するという内容でした。
五日間という短期間のハッカソンでしたので、期間内に実装できるようにという指示もありましたが、自分たちは「フードロスを地域間で解消できる食材交換アプリケーション」を作成しました。フードロスを地産地消ではありませんが、歩いて移動することのできる狭い地域間で余っている食材をほしい業者に提供することができれば、フードロスを地域間で解消できるのではないかと考えました。
サービスの具体的な説明
詳細な内容としては、ユーザとして今回は個人ではなく学校やお店などの業者をターゲットとしました。これは個人も利用できるようになってしまうと、ホームレス向けの炊き出しのような福祉サービスと同じになってしまうと考えたからです。ユーザはログインを済ませた後に食材が余っている場合は、食材の名前やその数量、賞味期限を指定し、公開することができます。また、食材が欲しい場合は欲しい食材の名前や期限、移動距離の限界を入力することで、欲しい食材を提供している業者を検索し、食材提供を受けることができます。
実装
今回のサービスは地域間ということで、外出先でも食材提供業者の場所を確認し、そこまで移動できるようにすることができることが必要だということでwebサービスではなくアプリケーションという形で実装を行いました。以下に利用した技術スタックを記載します。
- Flutter
- アプリケーション作成に利用しました。ソフトウェアはAndroid Studioを利用しました。
- Firebase
- ユーザのログイン認証や登録された食材の情報、取引の情報を保存するために用いました。
- Google Map API
- ユーザは新規登録時に自分の業者の場所をマップ上で指定し、登録を行います。
チームでの取り組み
五人チームでしたが、本格的にサービス開発をしたことがある人は自分だけで、ほかの四人はすこしバックエンドに触れたことがあるという程度でしたので、自分がリーダという形になりました。自分はフロントエンドでFlutterを使ったことがあったので、フロントの実装はほとんど自分が行いました。バックエンドのFirebaseは別の人が環境構築を教えてくれました。